当社の始まりとなった事業です。
道路橋には鋼橋とコンクリート橋がありますが、当社は鋼橋の架設です。
橋梁メーカーで製作された部材を、現地に搬入された鋼桁を重機にて、組み上げていきます。自社でベント機材も保有しています。以前は、新設道路橋の鋼橋架設がメインでしたが、最近は老朽化や交通量の増加を受け旧橋撤去後の道路橋の架け替え工事などが多くなり、老朽化や少子化の為、歩道橋の撤去工事も多くなりました。
床版とは、鋼桁の上に構築し車両が走る部分です。
大きく分けて、鋼床版とRC床版・PC床版が有ります、当社はRC床版の施工を行っています。
型枠支保工を設置し鉄筋を組立て、コンクリートを打設して作ります。最近の高速道路の鋼橋では、工場で作製したPC床版を設置しますが、今でも通常の橋は、現在でも現場で施工するRC床版が多いです。
阪神・淡路大震災以前に作られた橋は、震災以後に改編され道路橋示方書の基準に合わせて、地震に耐えうる構造に補強工事を行わなければならなくなり、全国でスタートしました。
当社は当時では新設橋がメインで行っていたのですが、新設橋梁の減少で取り組みはじめたのが耐震補強工事でした。
元々が鋼橋架設会社なので、つり足場の設置、現況の調査、部材の製作、部材の取付は得意分野なので、少しずつ業績を伸ばし現在では売上の7割が耐震補強関係となりました。